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          田舎の恵み(食料、エネルギーなど)を最大限に生かして自給自足生活!      2005年2月より

ニホンミツバチを飼う

ニホンミツバチ

私にとっては謎だらけの日本ミツバチです。

でも何とかして飼ってみたいとの思いからいろいろと調べてみました。

わかったことをまとめます。

 

・穏和な性格で、滅多なことでは刺さない

・天敵のスズメバチには立ち向かう

・気まぐれで、巣が気に入らないと引っ越ししてしまう

・4月に群れを増やすために女王バチとともに大群が引っ越しをする(分蜂という)

・木のうろなどに巣を作るために同じような環境を整えてやると喜ぶ

・いろんな花の蜜を混ぜて貯蔵する

 

飼うためには蜂を手に入れなくてはなりません。

西洋ミツバチなら業者から入手しなければなりませんが、日本ミツバチはもともと日本にいるのですから捕獲すればいいのです。

 

ではどうやって捕獲するのか。

長年の謎でした。

しかし今回分かったのは、家を準備してただ待っていたのでは、なかなかやってこないということです。

やはり仕掛けをしなければなりません。

 

まずは箱を用意します。

中に巣を作ってもらうためです。

30cm×30cm×10cm位の枠を作って、それを積み重ねて巣箱にします。

最上部にはふたをします。

重ねれば重ねるほど大きな巣箱になります。

 

日本ミツバチが気に入ればその中に勝手に巣を作るのですが、夏場、気温が高いときには巣の成分である蜜蝋が溶けて落ちてしまうことがあります。

それを防ぐために中に桟を作っておきます。

日本ミツバチの家の準備はできました。

 

次に日本ミツバチに来てもらわなくてなりません。

そのためには巣箱の中に蜂蜜と日本酒を1:1で混ぜたものを塗りたくります。

さらに蜜蝋を巣の入り口と中にこすりつけて塗っていきます。

こうすることでミツバチは安心するそうです。

 

さらに秘策が。

洋蘭の一種であるキンリョウヘンをそばに置いておくのです。

すると匂いに誘われて日本ミツバチがやってきます。

そしていつの間にか巣箱の中へ。

こうやって日本ミツバチを捕獲するらしいのです。

気に入ってもらえれば、毎年おいしい蜂蜜がいただけます。

 

どうですか、日本ミツバチを飼ってみたくなりませんか。

 

巣箱には杉材を使うといいようですが、製材したてだと蜂はにおいが気になるらしいので、4月に向けて今から作っておいて、雨にさらしておくといいようです。

 


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