毎年台風の時期になると気がきではありません。
実が落ちないのを祈るだけです。
リンゴ農家の人は生活が掛かっているのですから、言わずもがなです。
毎年何百個というリンゴが収穫できます。
お裾分けなどしながら、すべて食べてしまいます。
痛みかけたものや小さいもの、酸っぱいものなどは、アップルパイ用に、砂糖とレモンで炊いて保存します。
キウイフルーツの熟成にも使います。
この時期、肥料をやり、剪定して来年に備えます。
リンゴの木は接ぎ木で増やします。
リンゴを食べた後の種を植えておき、芽が出て2~3年経った苗木に、栽培したい種類のリンゴの芽を接ぎます。
うまくいけば、接いだ芽から新芽が育ちます。
これにもちょっとしたノウハウがあり、初めはなかなかうまくいくものではありません。
果物を食べたら、その種を捨てずに植えておくと、なにかと便利です。
接ぎ木をしようと思い立っても、種を植えて2~3年しないとすぐにはできないのですから。