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          田舎の恵み(食料、エネルギーなど)を最大限に生かして自給自足生活!      2005年2月より

孟宗ヨーグルト

ちょっとへ~って言うようなニュースをテレビでやってました。

それは孟宗ヨーグルトというものです。

 

なんか美味しそうですね。

このヨーグルトは香川県の三豊市で作られています。

ここには1000~1200ヘクタールほどの竹林があり、その9割ほどは放置されているそうです。

昔はかごなどの竹細工や、家の壁の骨組みに使ったりしていましたが、今はその需要もほとんどなくなってきています。

 

しかも真竹はまだしも、孟宗竹といわれるごっつい竹などは、もはやほとんど使われていません。

せいぜい孟宗竹のタケノコを食べるくらいでしょう。

その竹を使ってヨーグルトを作っているというのです。

是非私も作って食べてみなければ、ということでメモの準備です。

 

まずは竹を切ってきて軽くゴミを取ります。

それを大きな機械にセットします。

その機械には大きなヤスリが付いていて、それが回転することで竹を削っていくようになっています。

粉になった竹は袋に入れて集められます。

細かなおがくずのようです。

う~ん、まだ美味しそうには見えません。

 

きっとこれから水に浸して粉の中から乳酸菌を取りだし、竹で作った容器に牛乳と取り出した乳酸菌とを混ぜて、しばらく置いておくと美味しいヨーグルトのできあがり。

という流れかなと思いながら、見ていきます。

 

しかし集めた粉は、そのまま放置して数日間発酵させるというではありませんか。

いったいどうなるんだろう・・・。

きっと乳酸菌を増やすのかなと思って見ていきます。

発酵するとできあがり。

えっ、それで終わり?

食べられないと思うんですが・・・。

 

と思ったら、家畜用のヨーグルトでした。

紛らわしい。

家畜の飼料に5%程混ぜて食べさせると、健康な体になるそうです。

ヨーグルトという言うよりは、竹の発酵飼料です。

だまされました。

 

もともと竹に住んでいる乳酸菌を、竹の繊維の中で培養してやるのです。

乳酸菌はいろんなところに住んでいるんですね。

うまくすれば人が食べられる孟宗ヨーグルトができるかも・・・。

 


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