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          田舎の恵み(食料、エネルギーなど)を最大限に生かして自給自足生活!      2005年2月より

「ミツバチを飼う」(養蜂)のススメ

今日、テレビ番組『所さんの日本列島ダーツの旅』で、東京のど真ん中でミツバチを飼っている人を紹介していました。

藤原誠太さんという人です。

なかなかおもしろい人です。

 

国会議事堂が目と鼻の先にある、社民党本部ビルの屋上でミツバチを飼っているのです。

 

ミツバチは私にとって、ヤギと同様になくてはならないものなのです。

私がまだ小学生の頃、裏にあるお寺の境内の軒下に、ミツバチが巣を作っていて、いつもそこから黄金色の蜜がトローリと流れ出ていました。

とてもおいしそうで、舐めたいけれど、蜂が怖くて舐めることが出来ませんでした。

それからです。

私がミツバチにとりつかれたのは。

 

実際に飼ったことはないのですが、養蜂の手伝いをしたことはあります。

よく見る白い宇宙服みたいなのを着て、網をかぶって、煙を出すもの(蜂をおとなしくさせるため)を持っての作業です。

分蜂(蜂が繁殖すること)のために巣箱を増やしたり、巣を遠心分離器にかけて蜜を取ったりするのです。

これらは、一度でも体験すると忘れられなくなること間違いなしです。

 

日本には大きく分けて日本ミツバチと西洋ミツバチがいます。

日本ミツバチは昔から日本に住んでいて、日本の環境に対応して生きてきました。

例えば、スズメバチに襲われたときに一斉に取り囲んでスズメバチを蒸し殺してしまったり、冬も無事に過ごす術を身につけているのです。

 

それに引き替え西洋ミツバチは、スズメバチに襲われたときの対処法も、冬を過ごすための術も持っていないのです。

しかし、西洋ミツバチはよく蜜を集め、しかも同じ種類の植物の蜜を集めるので、蜜の種類を分けることができるのだそうです。

 

また、日本ミツバチはいろんな植物の蜜を集めるので蜜の種類は分けられないけれど、味わいのある蜜になるそうです。

それぞれ特徴があり、奥深そうです。

 

ちなみに、働き蜂が一生のうちに集める蜜の量はティースプーン3分の1だそうです。

貴重です。

 

それから、ミツバチは攻撃的ではありません。

こちらがちょっかいを出さなければ大丈夫です。

ほかの蜂についても同じことがいえます。

ただ、自分や巣を攻撃されたと感じると、恐ろしいほど攻撃的になるので注意が必要です。

 

みなさん、ミツバチを見てもそっとしておいてくださいね。

 


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