田舎でつくろう!  ( blog版)              

          田舎の恵み(食料、エネルギーなど)を最大限に生かして自給自足生活!      2005年2月より

コンポスト

かつて流行った生ゴミを堆肥に変えるコンポストです。

コンポスト

一時期は農協から補助金が出て、組合員は安く買えたため、田舎でも一気に広まりました。

 

しかし冷静に考えてみると、別にコンポストがなくても、畑に穴を掘って埋めてしまえばそのまま堆肥になります。

流行というのは怖いですね~。

 

でもコンポストにもいいところがあって、いちいち穴を掘らなくても、蓋を開けるだけで生ゴミが捨てられます。

畑にいちいち小さな穴を掘るのが面倒だからと言って、大きな穴を掘って生ゴミに土をかぶせずにおくと、たいてい次の日には、動物に荒らされて散らかっています。

その点、コンポストはいっぱいになるまでゴミを入れることができます。

 

生ゴミだけだと水分が多すぎて、うまく発酵せず、堆肥にならずに腐ってしまうので、本来は、生ゴミを入れたら次は米糠、次は落ち葉などと、いろいろ層状に入れていくとよいそうです。

そうすることで、においのない、発酵したよい堆肥ができるのです。

 

しかし!

もちろんそんな面倒なことはしません。

どんどん生ゴミを投入していって、腐らせます。

蓋を開けると腐った悪臭がします。

夏にはウジ虫みたいな虫がわきます。

鶏や鯉にやると喜んで食べます。

釣りのえさにも使えますね~。

 

冗談は置いといて、コンポストはなにかと便利です。

理想は二つのコンポストを使い回すことです。

片方がいっぱいになったら、蓋をしたまま発酵させ、その間にもう一方のコンポストに生ゴミを入れていきます。

それがいっぱいになった頃、発酵させていた生ゴミがいい堆肥になっています。

ひっくり返して堆肥として使います。

これを繰り返すのです。

 

しかし理想はコンポストではなく、ヤギとニワトリとコイを飼うことで生ゴミ自体をなくすことです。

すべて餌になります。

 

そもそも現代で言う”生ゴミ”という言葉自体、自給自足ではあり得ないのです。

 


SPONSORED LINK

この記事も読まれています

Updated: —

新投稿記事

田舎でつくろう! © 2014 Frontier Theme