我が家では、お風呂は毎日薪で沸かしています。
給湯器でもお湯を張れるようになっていて、薪と灯油のどちらでも使うことが出来ます。
効率でいえば給湯器の方が良さそうなのですが、薪はいくらでも手にはいるので、薪で沸かすことにいています。
昔は祖母が風呂を沸かす役目をしていましたが、今は主に父親が沸かしています。
私が小さい頃、よく祖母と一緒にお風呂を沸かしていて、祖母にいろいろ昔話を聞かせてもらったり、ちょっとした遊びを教えてもらったりした記憶があります。
あの時間というのは、とても安心できる楽しみな時間でした。
薪を燃やすのは難しいことではありません。
燃えやすいものから燃やしていき、最後には大きな薪をくべて燃やせばよいのです。
燃やすために薪を入れることを『くべる』といいます。
方言ではないようです。
基本的には、松葉などを山からたくさん集めておいて貯めておき、乾燥したものを焚き付けにします。
松葉はよく燃えます。
そこに小枝をくべていき、小枝に火がついたらもう少し大きな薪をくべていきます。
そうすれば確実に薪を燃やすことが出来ます。
焚き火などしたことのない人は、大きな薪に直接マッチやライターの火を付けようとするらしいですが、それでは燃えません。
ものが燃えるためには発火温度が必要ですから、小枝などを燃やすことによって炭火を作り、その温度で発火温度にまで持っていきます。
後は空気の流れを考えて薪をくべればよいのです。
風呂釜は油に弱いので、プラスチック類や松の木、竹などは燃やさない方がよいようです。
(松や竹はたくさんの油分の含んでいます。)
プラスチック類は燃やしませんから、燃やした後の灰はすべて肥料になります。
アルカリ性なので酸性土壌に撒けば中和にもなり、いうことありません。
普通の焚き付けだとおもしろくないので、最近楽しんでいる焚き付け方をご紹介します。