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          田舎の恵み(食料、エネルギーなど)を最大限に生かして自給自足生活!      2005年2月より

ノコギリクワガタとカナブンの標本作り②

クワガタの標本

まずは昆虫を綺麗にします。

小さな虫や雑菌が残っていると、後々崩れていってしまうからです。

 

そして形を整えながらピンで固定していきます。

このとき昆虫には直接刺しません。ピンを外すときに形が崩れることがあるからです。

いろんなところにピンをたてて形を整えていくと、凄まじい数のピンを使ってしまいました。

クワガタの標本

死後二日ほどそのままにしておいたので、あごの形が変形してしまったのと、おしりがとれかかってしまいました。

なんとか形を整えましたが、元に戻りません。

早めに取りかかるべきでした。

水洗いで再び柔らかくなるようでしたが、そのままにして進めていきます。

 

このまま一週間以上乾燥させます。

クワガタの標本

途中でカナブンの死体を見つけたので、ついでに標本にします。

クワガタの標本

本来は日陰の風通しがよいところで乾燥させるらしいのですが、今回は実験なので直射日光でガンガン乾燥させます。

すでにカチカチです。

十分乾燥したと思われるのでピンを外します。

乾燥したかどうかは適当です。
クワガタの標本

できるだけ密閉された容器に、乾燥剤と防虫剤を入れて保管するのが本当らしいですが、今回はそこまでしません。

適当な入れ物がないかなと探していると、ありました。

透明で密閉できて保管しやすいもの。

 

ヘッドフォンマイクの透明ケースです。

すぐに捨てなくてよかった~。

斜めに入れてみるとぴったりです。

クワガタの標本

どうやって固定するか悩みましたが、接着剤でつけることにしました。

クワガタの標本

ノコギリクワガタ、カナブンのそれぞれ部分部分に接着剤をつけてケースに入れていきます。

これで接着剤が固まるまで放置します。

そして採取場所と日付を書き入れて完成です。

クワガタの標本

ケースが透明なのでどこからでも見ることができます。

しかも乱暴に扱っても中の昆虫がバラバラになることはありません。

我ながらなかなかいいのではないかと悦に入ってしまいました。

クワガタの標本

カナブンの体の艶や、ノコギリクワガタのあごと体のバランスなどよくわかるので、この方法でほかにも作ってみようかなと思っています。

後はどれだけ腐らずに保つかが問題ですね。

 


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