田舎でつくろう!  ( blog版)              

          田舎の恵み(食料、エネルギーなど)を最大限に生かして自給自足生活!      2005年2月より

教材用燃料電池③

水の電気分解をする場合、普通は水酸化ナトリウムを加えるのですが、このキットにはそんなものありません。

ただ、水を入れて電気を流してやれば、電気分解が起こり、水素と酸素が得られるとしか書いてありません。

 

私なりに考えてみました。

水酸化ナトリウムは固体です。

これをあらかじめ電気分解槽のセパレーターに塗り込んでいて、水を入れたとき水酸化ナトリウムが溶け出し、電気分解ができるようになるのではないかと考えました。

 

こうすれば水酸化ナトリウムは電気分解によって変化しないので(厳密にいえば変化しますが)、水さえ供給していけばずっと電気分解をすることはできます。

きっとそうだろうと思っていましたが、電気分解槽から漏れた水を触ってみて、その考えは違うのでは、と思うようになりました。

 

水酸化ナトリウム水溶液は強アルカリなので、手で触るとぬるぬるします。

目に入れば失明の危険があります。

このぬるぬるがないのです。

 

きっと他の方法があるのではと思い、ネットで調べてみました。

するとありました。

驚きました。

 

この方法だと水を供給するだけでいいのです。

これさえあれば危険な薬品を使わなくていいのです。

興奮してきました。

 

それはSPE電解法といわれるものです。

 


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