田舎でつくろう!  ( blog版)              

          田舎の恵み(食料、エネルギーなど)を最大限に生かして自給自足生活!      2005年2月より

ヒル ①

まるでミミズのようですね。

ヤマヒルが土の上にいたとしたら、ぱっと見はミミズと区別が付きません。

動きも伸び縮みして移動する様子は、まるでミミズです。

色といい、大きさといい・・・。

 

ヤマヒル

しかしヤマヒルは土の上にはいないので、ミミズと間違えることはありません。

よく見ると頭の部分が少々平べったくなっています。

 

この部分をはっきり見ることができると、まるでシュモクザメの頭のようです。

トンカチの頭のようです。

 

ヒルにもいろいろいて、ヤマヒル、チスイヒルは環形動物でミミズの仲間、黒や黄色、オレンジなどカラフルなものは、コウガイヒルといって扁形動物です。

血は吸いません。

 

ヤマヒルは雌雄同体といって雄にも雌にもなる生き物です。

しかし1匹では卵を産むことは出来ません。

2匹が出会って、どちらかが雄や雌になり交尾をし、卵を産みます。

ミミズやカタツムリと同じです。

 

ヤマヒルは血を吸って生きています。

山に住んでおり、湿ったところや木の上にいて、動物が通りかかると感知してよじ登ってきたり、上から降ってきたりします。

そして恐ろしいことには、血を吸われていることに本人は全く気付かないのです。

ヤマヒル

調べてみるといろんなことが分かりました。

ヒルはカミソリのような歯で皮膚に食いつき、ヒルジンと呼ばれる液を注入します。

すると血液が固まらず、腹一杯血を吸うことができます。

 

と同時にモルヒネのような麻酔効果のある液も注入して、痛みを感じなくさせます。

この効果は数時間続くので、ヒルがいなくなってからも、痛みはないのにかなりの出血を伴うという不気味な現象が起こるのです。

 

一人で山に行き、ヒルに血を吸われても本人は気付かず、家に帰っておびただしい出血で染まった服を見て、初めてヒルに血を吸われたことに気付くケースが多いようです。

 

実際、私もやられました。

旅先の山に一人で入っていき、山から下りて靴下を洗おうと靴下を脱いで洗いました。

よく揉んで洗ったのですがこのときは何も変化はありません。

 


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