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          田舎の恵み(食料、エネルギーなど)を最大限に生かして自給自足生活!      2005年2月より

ドクダミ

名前からして不気味です。

先入観からか、見た目も不気味です。

 

ドクダミと聞けば、毒草のような気がしますが、全く逆です。

ゲンノショウコ、センブリと並んで三大民間薬と称され、昔から使われている有名な薬草なのです。

十種の薬の効能があるので、十薬(じゅうやく)とも言うらしいです。

ドクダミ

ドクダミの名前の由来も様々あり、ドクダミの生の葉には、特有の臭気があるために、なにかの毒が入っているのではと、ドクダメ(毒溜め)と呼ばれるようになり、これからドクダミになったというものや、ドクダミ(毒矯み)つまり、毒を矯む(矯正する)という意味からきているというものなどがあります。

 

確かに見た目と臭いから、何かに効きそうです。

ドクダミの生の葉の特有の臭気の成分には、強い抗菌作用や抗かび作用があるため、生葉をすり込んで水虫の治療や腫れ物の吸い出しに使われます。

 

また、青汁を服用すれば胃痛や十二指腸潰瘍にも効果があるといわれています。

この特有の臭いは乾燥させると消えるので、乾燥させたものを煎じて飲めば、便秘の改善や利尿作用、高血圧の予防などに効きます。

また、ドクダミを風呂に入れてはいると、あせもや湿疹にも効果があります。

 

とにかく臭いがきついので、乾燥させて使うのがおすすめです。

こんなに臭いのきつい草のに、ヤギはもりもりと食べます。

薬草だと分かっているんでしょうね。

 

私の小さい頃はよく煎じて飲んでいました。

覚えていませんが、体調が悪かったのでしょう。

薬草については祖母が詳しく、いろんなものを乾燥させて保存していました。

ドクダミの花

ドクダミは全国に生えていて、少し湿ったところを好みます。

葉はスペードのような形をしています。

初夏には花を咲かせます。

十時の形をした小さな白い花です。

 

葉の深緑色をバックに小さな花は目を引きます。

私のなかなかのお気に入りです。

 

しかし、この花びらに見えるものは花びらではなく、苞と呼ばれるものです。

そんなことに関係なく、

私のなかなかのお気に入りです。

 


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