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          田舎の恵み(食料、エネルギーなど)を最大限に生かして自給自足生活!      2005年2月より

NHKスペシャル「危機と闘う テクノクライシス」 「軍事転用の戦慄(りつ) ロボット」について①

先日のNHKスペシャルは、「危機と戦う テクノクライシス」という3回シリーズのうちの「軍事転用の戦慄 ロボット」でした。

初回は見逃したので、今度は忘れずに見ました。

テクノクライシス

 

番組は予想通りの展開で進んでいきます。様々な研究機関がロボットの開発にしのぎを削っており、その成果も放送されていきます。日本でも近年話題になったロボットスーツも紹介されていました。

ところが、この辺りから雲行きが怪しくなってきました。

このロボットスーツを開発した大学の研究室に、外国の軍部から技術提携の話が持ちかけられたというのです。

 

今、世界では、いかに人の被害をなくして戦争に勝利するかに、焦点が当てられているようです。

そのためには、ロボットによる戦争をおこなえばよいということで、無人ロボットが急ピッチで開発されているのです。

すでに湾岸戦争や対イラク戦で、空から陸からロボットによる偵察、攻撃が実践されていて、それなりの成果を上げています。

 

その成果というのは、偵察機を出した側はモニターで敵陣を観察し、必要があれば、命令を出してロボットに攻撃をさせ、モニター内で敵の被害状況を確認できるというものです。

こちらはモニターを見ながら命令ボタンを押すだけです。まるでゲームです。

まあ、肉弾戦であろうが、テレビゲームのようであろうが、戦争は憎むべきものに違いはないのですが。

 

この辺のことも、番組としては予想通りの展開です。

ところが、です。

次のような内容に、私は薄ら寒いものを感じました。

 

それは、軍部が研究費用を出す代わりに、民間に広く軍事用ロボットの研究をするように呼びかけ、それに多くの研究機関が応じているのです。

これは冷静に見ると、研究者に、殺人マシーンを作るから手伝ってくれ、と言っていることと同じなのです。

外国の研究者たちは臆面もなく、軍部から研究費を受け取り、その費用で軍事転用のための技術を開発しているのです。

 

こいつらはバカだ・・・。もう泣きそうになりました。

 


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