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          田舎の恵み(食料、エネルギーなど)を最大限に生かして自給自足生活!      2005年2月より

草履(ぞうり)

最近、草履(ぞうり)がブームだそうです。

家の中で使ったり、学校や幼稚園などで採用しているところもあります。

一度でも履いたことがある人なら納得でしょう。

草履

最近ブームなのは、草履といっても藁草履ではなく、布で編んだ布草履です。

履いているだけで足の裏が刺激されて、健康によいそうです。

それに親指と人差し指で鼻緒を挟むので、外反母趾になった人にも注目されているようです。

 

しかしこの草履、作るのはなかなか難しいのです。

高度な技術が必要というわけではありません。

草履は二つ作って一組ですから、その両方の大きさをそろえるのが難しいのです。

こればかりは、何足も作って体で覚えるしかないでしょう。

 

でも、初めて作った不揃いの草履を捨てる必要はありません。

左右の大きさの揃ったものが作れるようになるまでに、何足もの草履を作っているはずですから、その中で大きさの同じものを組み合わせて、一組にすればいいのです。

そうすれば、いろんなサイズの草履ができます(笑)。

 

藁で作る場合は、事前に藁をぬらしてよくたたいておきます。

そうすることで柔らかく、切れにくいものになります。

外側のパサパサした部分や短いものも取り除きます。

一晩おいて草履作りに取りかかります。

 

まず草履の芯になる縄をないます。

2m位の長さでしょうか。

それを昔の布団たたきの模様のような(?)感じでクロスさせ、輪っかになった部分を足の親指に引っかけます。

そして藁を編み込んでいくのです。

 

ポイントは、とにかく材料と手間を惜しまないことです。

しっかり詰めて編み込まないと、使っているうちにすぐにバラバラになり、全く使い物になりません。

それから、鼻緒は少しきつめにするくらいでちょうどいいです。

完成したときにぴったりだと、履いてすぐにスカスカになってしまいます。

少しきつめの頃から履いて馴らしていくと、いつまでもフィットし続けます。

履き始めは痛いと思いますが、すぐに慣れます。

慣れると逆に柔らかく感じます。

布の場合は、素材は初めから柔らかいので履きやすいでしょう。

草履

何足も作り続けると足の指が痛くなるので、このような道具も使います。

草履

大きなものや小さなものも人気があります。

大きなものは何に使うのか分かりませんが、小さなものはストラップや、キーホルダーに使うそうです。

 


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